ゲームや映画を通して知った方も少なくないはず…
「ポリコレ」という言葉を耳にしたことはありますか?
日本だとあまり浸透していない言葉だと思います。
今回は「ポリコレ」について触れていきたいと思います。
また、ポリコレという概念を紹介する記事なので、肯定や否定を図る目的の記事ではありません。捉え方は人それぞれです。
ポリコレとは?
実例紹介の前に、「LGBT」
というワードも知っておく必要があります。
[ ポリコレの影響を受けた実例 ]
ポリコレの影響を受けた実例を紹介します。
数え切れないほどあるので、ほんの一部だけ。
容姿
⇩結果

性別への考慮
一般用語の変更
日本においても、ポリティカル・コレクトネスの考え方により、
用語が言い換えられた事例がある。
従来用語 | 中立用語 | 備考 |
---|---|---|
看護婦 看護士 | 看護師 | 2002年、保健師助産師看護師法改正。男性も職業に就いているため。 |
障害者 | 障がい者 障碍者 | 「害」の字が使われていることに不満がある人の感じる悪い印象を回避するため。 |
保母 保父 | 保育士 | 1999年、児童福祉法改正。 男性も職業に就いているため。 |
スチュワーデス スチュワード | 客室乗務員 フライトアテンダント キャビンアテンダント (CA) | 1996年に日本航空が従来の呼称を廃止。 他社も追随した。 世界の航空会社では、男性も従事している。 |
トルコ風呂 | ソープランド | トルコ人留学生、ヌスレット・サンジャクリの抗議により、1984年に改称。 |
[ エンターテイメントとポリコレ ]
ゲームでの実例
以下はネタバレが含まれますので、ネタバレを避けたい方はスルーしてくださいm(_ _)m

炎上のポイントは主に、次の内容となる。
- 男性主導の物語から、女性主導の物語へ
前作の主人公である屈強な白人男性のジョエルは、本作では新キャラクターの屈強な女性であるアビーに殺される。ゲームの主人公はジョエルから同行していた女の子であるエリーに変わり、エリーとアビーを中心とした物語が描かれる。 - LGBTQIA+キャラクターの登場と、その恋愛描写の存在
本作ではエリーの恋愛対象が女性となっており、その恋人(ディーナ)も登場し、その二人の(女性同士の)恋愛描写が濃密に描かれる。また、女性として生まれたが、その事に違和感を抱き、頭を丸刈りにするキャラクター(レブ)も主要なキャラクターとして登場する

- 上記2点(男性性に対する否定とも取れる描写と、LGBTQIA+)を兼ね備えたアビーの存在
実はアビーもまたトランスジェンダーであり、男性の恋人(オーウェン)との性行為を描いたシーンが存在する。
『The Last of Us Part 2』は典型的な「ポリティカル・コレクトネスを意識した作品」であると考えられるかもしれない。

筆者は「ラストオブアス2」というゲームを通してこの概念を知りましたが、
まさに「ポリコレの押しつけ」をされているようでした。
1をプレイしていたプレイヤーからすると衝撃的だったし、
「ポリコレの押しつけ」と言われても仕方の無いくらい、あからさまな描写が多かった印象です。
その結果、「ラストオブアス」というゲームブランドの価値や、ファンを失望させてしまい、ネットでは炎上してしまいました。
また、ゲーム内でポリコレの影響を受けた、キャラクターの実在モデルが殺害予告を受けたくらいです。
映画の実例
筆者のポリコレに対する意見

結論から言うと、筆者はポリコレを肯定する気も否定する気もありません。
しかしここ最近、超えては行けない一線を超え始めているような気がします。
筆者は「ラストオブアス2」というゲームを通してこの概念を知りましたが、まさに「ポリコレの押しつけ」をされているようでした。(詳細は割愛)
偏見や差別の垣根を取り払う運動は素晴らしいことではありますが、
当事者がとても不快に感じたり、ポリコレがゲームや映画のブランド価値を下げてしまう要因になってしまえば、当然ながら反感を買ってしまい、結果的にポリコレへの印象は悪くなる一方です。
ある程度の線引きは慎重に行ってほしいと思います。
まとめ
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