アニメ・漫画の実写化は否定的な意見が多いものの、なぜ未だに実写化されているのか
疑問に感じた方もいるのではないかと思います。
今回は、「なぜ漫画の実写化は失敗が多いのに続くのか??」
をテーマに紹介していきたいと思います。
アニメや漫画の実写化がされる理由
まずはこちらの画像を御覧ください

こちらを参考に掘り下げていきたいと思います。
理由① やっぱり儲かるから
第一の理由は、「やっぱり儲かるから」という理由です。

漫画の実写化は、その他の映画より安定して興行収入を得られる為、批判があろうと実写化するという解釈ができます。
ちなみに実写化32本について気になったので、調べてみました。

理由② 原作使用料が安い!
漫画などが原作の作品を、実写映画化など制作する際、原作者へ支払われる料金のこと。最高でも700万円と言われている。

ここで問題なのが、アニメ化やドラマ化、実写映画化した作品がどれだけヒットしても(興行収入の売上があっても)、原作者にはほんの数%しかお金が入ってこないという点です。
「映画原作使用料」は、
『テルマエ・ロマエ』の原作者であるヤマザキマリさんが、「映画化で受け取ったお金は100万円」と告白したことで物議を醸しました。
これは広告代理店、テレビや芸能事務所的な建前で、本当は「俳優のスケジュール優先の制作体制で脚本を練りこむ時間はないから」「製作委員会を立ち上げやすいから」です。あと、漫画の実写化が儲かっているのは、単に製作費をケチっているだけ。根底の闇が抜けている図だと思う https://t.co/Y3cgAMYL0q
— 石塚就一 a.k.a ヤンヤン (@ZukazukaSyuichi) October 21, 2020
これは広告代理店、テレビや芸能事務所的な建前で、本当は「俳優のスケジュール優先の制作体制で脚本を練りこむ時間はないから」「製作委員会を立ち上げやすいから」です。あと、漫画の実写化が儲かっているのは、単に製作費をケチっているだけ。根底の闇が抜けている図だと思う。
引用リツイート
二次使用料について
「原作使用料」とは別に、原作者側には映画の「二次使用料」が支払われます。
著作者は「ソフト本体価格の1.75%×出荷枚数、レンタル事業者がメーカーに支払う金額の3.35%」をもらう(注・出版社など事業者を介する)ルールになっています。


なお映画は監督と脚本家にも著作者の権利があるので、彼らにも二次使用料が印税で支払われる。つまりDVDの売り上げは低くかろうが、作家側は出荷数に対して1.75%を受け取れるとの事。

止まらないアニメや漫画の実写化
否定的な意見が多い傾向にある
アニメや漫画の実写化は日本だけでなく、ハリウッド映画化されるほどのコンテンツになっています。
しかしアニメや漫画の実写映画化は、肯定的な意見より否定的な意見が多い傾向にあります。
なぜ否定的な意見が多いのでしょうか?
主な理由は、次のとおりです。
止まらないアニメや漫画の実写化
否定的な意見が多い傾向にある
アニメや漫画の実写化は日本だけでなく、ハリウッド映画化されるほどのコンテンツになっています。
しかしアニメや漫画の実写映画化は、肯定的な意見より否定的な意見が多い傾向にあります。
なぜ否定的な意見が多いのでしょうか?主な理由は、次のとおりです。
・原作のイメージと全く異なるから
・原作のストーリーや設定を改変・改悪されてしまうから
・全体的にチープなクオリティになってしまうから(主に邦画)
銀魂の作者も言及
漫画「銀魂」の作者、空知先生の質問コーナーで、原作使用料の件について触れています。それがこちら。

Q.先生に質問です。この間、母が「劇場版 銀魂」がヒットしているということを聞いて「きっとコレぐらいの人気があるならヒルズにでも住んでるのね~」と言っていました。本当ですか?
A.生々しい話をしますと、映画というのはどれだけ観客が入ろうと、どれだけ興収をあげようと、作者の懐には何も入ってきません。
最初に原作使用料というものが支払われるのみです。全体の興収から言えば、ハナクソみたいな額ですね。ほとんどの金は集◯社、サン◯イズといったうす汚い悪徳企業の懐に入ります。単行本を発売したほうが、よっぽど儲かります。以下略
まとめ
アニメや漫画の実写化がされる理由① やっぱり儲かるから
アニメや漫画の実写化がされる理由① 原作使用料が安い!
・映画というのはどれだけ観客が入ろうと、どれだけ興収をあげようと、作者の懐には何も入ってこない。

単行本買いましょう!

