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ADHDが大人になってから気づく理由と特徴は?【大人のADHD】

ADHDは、大人になってから気づくケースが多いといわれています。

今回はその理由をわかりやすく解説します。

大人になってからADHDだと気づく理由

大人になってからADHDだと気づく主な理由は以下の3つです。

理由① 社会的責任が大きくなる(環境が大きく変わる)

理由② 外見上は障害があることがわかりにくいから

理由③ ADHDという障害を知る機会が少ないから

一つずつ解説していきます。

理由① 社会的責任が大きくなる(環境が大きく変わる)

幼少期・学生時代の頃は、遅刻や大きなミスを犯してしまっても、親や教師におおめに見てもらいながら過ごしてきました。

しかし社会人になると、学生時代の頃と比べて社会的な責任を背負う事になります。

その為、会社での遅刻や仕事のミスをしてしまった場合、自分に対する社会的評価が下がってしまい、その時ようやく深刻な事だと気づく事が多いのです。

理由②ADHDは、外見上は障害があることがわかりにくいから

2つ目の理由は、「外見上は障害があることがわかりにくいから」という事です。

ここでは、「失敗をする」を例として、解説します。

失敗は誰にでもある

ADHDの主症状の一つに、不注意や過集中が原因で「失敗をしてしまう」という特徴があります。

しかし、失敗はADHDの傾向にある人に限らず、子供から大人まで皆誰しもが経験をします。

失敗や忘れ物など、「日々当たり前のように皆経験をしている事」だからこそ、自身がADHDの傾向にあるかどうか、気づく事が困難なのです。

理由③ ADHDという障害を知る機会が少ないから

3つ目の理由は、「ADHDという障害を知る機会が少ないから」です。

日常的にはあまり使用されないワードでもあるので、インターネットのニュースやSNSをよく利用する事がない限り、一般の方は「ADHD」という単語を中々耳にする機会が少ないのではないでしょうか?

つまり、ADHDの概念そのものを知る人が少ないというのが現状です。

ADHDの認知度

実際に、2015年に一般生活者20代~60代の男女400名(発達障害と診断されたことがある方を除く)を対象に、ADHD(注意欠如・多動症)に関する認知度調査を行った結果、

5 割強はADHD という言葉を知っている方でも、約 9 割が大人の『ADHD』への適切な対応を「知らない」と回答。

実際には子どもの頃に見過ごされ、成人になって社会に出てから会社などでのミスが多発することで症状が顕在化し、結果的に 2 次障害(うつ病や不安障害等)を患い来院されるというケースが少なくありません。

ADHD に気付かないまま、仕事や人間関係に悩み続けている当事者がよりよく生きてゆくために、一般の方々も ADHD に対する理解を深めていただくことを期待しています。

ADHD(注意欠如・多動症)に関する認知度調査記事より

診断してもらう事が大切

「自分はもしかしてADHDなのではないか?」と疑問に思った方は、すぐにでも病院で診断してもらうことが大切です。

また、診断テストを無料でできるサイトもいくつか存在するので、是非気になった方は是非診断をしてみることをオススメします。

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